弁理士試験は国家試験の中でも非常に難易度の高い試験です。
そのため、弁理士試験の合格者は、難関大学の出身者が大きな割合を占めます。
では、難関大学の中でも、どの大学が一番弁理士を輩出しているのでしょうか?
この記事では、弁理士試験合格者の出身大学をランキング形式でご紹介します。
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Contents
弁理士試験合格者の出身大学ランキング
それでは、早速、弁理士合格者の出身大学ランキングをご紹介します。
以下のランキングは、
過去4年分(平成27年~平成30年)の弁理士試験の合格者数の合計
により、大学の順位を決定しています。
第5位:慶応大学(47人)
5位に入ったのは、慶応大学。
私大の中では、早稲田と並んでトップクラスの大学です。
理工系にも定評があります。
ちなみに、第6位は早稲田大学(44人)、第7位は東京理科大学(43人)となっており、5位争いはかなり接戦でした。
第4位:東京工業大学(49人)
国立理系のトップ校である東京工業大学が4位にランクイン。
弁理士試験は理系に人気の高い試験であることを鑑みると、納得がいきます。
なお、ランキングの第7位には東京理科大学が入っており、理系大学の強さを物語っています。
第3位:大阪大学(60人)
国立大学のトップ校である大阪大学が3位に入りました。
4位以下の集団から頭ひとつ抜けてののランクインでした。
第2位:京都大学(104人)
第2位は京都大学です。
3位阪大を40人近く引き離す格の違いを見せつけました。
やはり、ノーベル賞受賞者を多く輩出しているだけあって、理系の強さが際立ちます。
ここで京大が登場したということは、 第1位はやはり・・・?
第1位:東京大学(131人)
弁理士出身大学ランキングの映えある第1位は東京大学です。
言わずと知れた日本の最高学府。
2位京大を、合格者数で30人近く引き離す圧勝でした。
弁理士試験合格者大学ランキングまとめ
というわけで、やはり日本を代表する難関大学がランキング上位を独占する結果になりました。
以下、大学別合格者数ランキング(1位〜10位)をまとめます。
出身大学 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 合格者数合計 |
1位:東京大学 | 25 | 36 | 34 | 36 | 131 |
2位:京都大学 | 32 | 27 | 16 | 29 | 104 |
3位:大阪大学 | 20 | 7 | 17 | 16 | 60 |
4位:東京工業大学 | 12 | 13 | 14 | 10 | 49 |
5位:慶応大学 | 13 | 11 | 12 | 11 | 47 |
6位:早稲田大学 | 12 | 12 | 11 | 9 | 44 |
7位:東京理科大学 | 12 | 13 | 12 | 6 | 43 |
8位:東北大学 | 9 | 15 | 11 | 6 | 41 |
9位:北海道大学 | 10 | 6 | 2 | 11 | 29 |
10位:名古屋大学 | 6 | 8 | 6 | 4 | 24 |
いずれも、日本の有名大学が並び、特に旧帝大の強さが際立ちます。
そして、ランキングの上位は、東大、京大、阪大の日本が誇るトップ国立校が独占するという結果になりました。
弁理士試験は学歴重視か?
Fラン出身は合格できない?
このように、弁理士試験は合格者の多くは、難関大学を卒業した高学歴であると言えます。
上記のランキング外の大学でも、多くは全国的に名前が知られる有名校です。
逆に、知名度の低く入学が簡単な大学(いわゆるFランと言われる大学)はほとんど見かけません
ただし、弁理士試験自体は、学歴が良くないと合格できない、というものではありません。
単に、難関大学出身の人は地頭が良いので試験に受かりやすいというだけであり、弁理士試験の合否が出身大学に直接関係するわけではありません。
試験に合格できるかどうかは、あくまで個人の実力にかかっています。
実際、上記以外の大学出身で弁理士になっている方も多く存在します。
低学歴でも弁理士試験に合格するためには?
上記のように、統計上は、弁理士試験は有名大学が有利となっていますが、学歴が直接試験結果に影響するわけではありません。
例え、有名大学の出身で無い方であっても、努力と勉強のやり方次第で弁理士試験に合格することは可能です。
そのためには、セオリーに従って学習を進めることが重要です。
当サイトでは、弁理士試験の合格に役立つ情報を発信しているので、是非ご参考にして下さい。
弁理士試験の概要や試験勉強の始め方については、以下の記事で詳しく解説しています。
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【弁理士になるには?】始め方や試験内容について解説します
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弁理士試験に合格するために特に重要なのが、資格予備校の活用です。
資格予備校では、長年弁理士試験を研究し、試験合格のための効率的なカリキュラムやノウハウを持っています。
実際、弁理士試験の受験生のほとんどは、どこかしらの資格予備校の弁理士講座を受講しています。
弁理士講座のカリキュラムや価格など様々ですので、自分に合った予備校を選択することが重要です。
弁理士予備校のおすすめランキングについては、以下の記事で紹介しています。
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弁理士予備校おすすめランキング|6社を徹底比較!
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