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【最新版】弁理士試験の参考書・基本書おすすめ|初学者が揃えるべき本

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参考書のイメージ

弁理士試験において、受験生の多くが使っている定番の参考書があり、勉強の進捗に応じて必要な参考書を揃えるのが合格への近道。

勉強を始めたばかりの人も最低限、過去問題集や法文集は揃えるべきですし、もう少し勉強が進めば青本や改正本などのプラスαの参考書が必要になってきます。

 

とは言っても、試験勉強を始めたての初学者のうちは、どういった参考書があるのかよくわからない状態だと思います。

 

そこで、この記事では、弁理士試験の合格を目指す初学者が揃えるべき参考書をご紹介します。

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弁理士試験の初学者が揃えたい参考書

初学者向けの参考書のイメージ

まずご紹介するのが、弁理士試験の初学者が揃えておくべき参考書。

大きく分けると、

  • 弁理士試験の入門書
  • 法文集
  • 過去問題集

の3つがあり、これらをまず揃えましょう。

弁理士試験の入門書

入門書で、弁理士試験の試験制度や勉強の進め方をまずおさえておくことがおすすめです。

また、弁理士を目指すにあたって、弁理士がどんな仕事をしているのかを知っておくと良いですね。

 

弁理士試験の入門書として、以下の2冊をご紹介します。

弁理士試験への招待

弁理士試験への招待は、これから弁理士試験を受けようという人に非常におすすめです。

弁理士試験制度の概要や、どういう風に勉強を進めるか、合格者の受験体験記などが書かれています。

 

弁理士試験を受けるにあたって知っておいたほうが良い知識が1冊にまとまっているので、これから弁理士試験の受験を検討している人にはうってつけ。

勉強へのモチベーションアップにもなりますよ。

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こんなに面白い弁理士の仕事

こんなにおもしろい 弁理士の仕事」は、弁理士がどんな仕事をするのかをわかりやすく紹介した本です。

 

やはり、弁理士のメインの勤務先は特許事務所になりますので、弁理士がどんな仕事をするのかのイメージを膨らませるのに本書は最適です。

一方、すでに特許事務所に勤務しているなど、弁理士が働いている場面を知っている人は不要かと思います。

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知財法文集

弁理士試験に受けるにあたって、必ず揃えなければならないのが法文集です。

弁理士の勉強は条文に始まって条文に終わると言っても過言ではないので、法文集は文字通り座右の書として常に手元に置いておきましょう。

 

弁理士試験用の法文集には、大きく、四法(特、実、意、商)対照のものと、通常の形式のものの2つに形式が別れます。

法文集として、以下の2冊をご紹介します。

弁理士試験 四法横断法文集

弁理士試験 四法横断法文集」は、ページの見開きに4法(特許、実用新案、意匠、商標)が掲載されている形式の法文集。

各法律の共通点や差異が比較がしやすく、多くの弁理士受験生に愛用されています。

 

また、各ページに余白が多くあるので、法文集にメモの書き込みもしやすいのもポイント。

例えば、予備校の講義で聞いた条文に関連する判例や学説などを法文集の余白に書き込むことができ、情報の一元化ができます。

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知的財産権基本法文集(PATECH企画)

知的財産権基本法文集〈令和3年度版〉」は、四法対照ではない、通常の形式の法文集です。

上で紹介した四法横断法文集は構成上、各条文が横に長くなってしまって若干読み辛いのが玉に瑕なのですが、こちらの法文集は非常に読みやすい構成になっています。

 

さらに、こちらの法文集は、四法対照法文集に収録されていない民法や民事訴訟法などの抜粋もついており、弁理士試験に必要な法律の全てはこの一冊で網羅されています。

知財実務の座右の書としても最適ですね。

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過去問題集

弁理士試験の過去問は、法文集と並んで最重要の参考書です。

過去問をいかに完璧に身につけるかが合否を左右すると言っても過言ではありません。

 

弁理士試験での問われ方や問題の雰囲気をいち早く身につけるという意味でも、初学者のうちから必ず過去問題集を揃えておきましょう。

まずは短答試験の過去問題集から揃えるのがおすすめです。

弁理士試験 体系別短答過去問(LEC)

弁理士試験 体系別短答過去問」は、大手資格予備校のLECが出版する短答試験過去問の決定版。

の2冊に別れており、過去10年分の本試験の過去問を収録しています。

 

こちらの過去問題集は体系別になっており、特定の条文(例えば特許法の29条1項)に関係する過去問がまとめられています。

初学者のうちから、予備校の弁理士講座で教わったテーマに該当する過去問を説いていくように習慣付けておきましょう。

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弁理士試験テキスト

資格予備校から出版されている弁理士試験対策用のテキストです。

資格予備校の弁理士講座を受講している人であれば、予備校のテキストがあるので市販のテキストを買う必要はありませんが、独学で勉強している人は市販のテキストが必要になります。

弁理士試験エレメンツ(TAC)

弁理士試験 エレメンツ」は、資格予備校の大手であるTACから出版される、弁理士試験のためのテキスト。

の3巻に分かれています。

独学の弁理士受験生の間では、本書がテキストとして使われています。

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勉強経験者が揃えたい参考書

ベテラン向けの参考書のイメージ

以上が、弁理士試験の初学者が揃えておきたい参考書でした。

続いて、勉強経験者(大体1年くらい弁理士試験の勉強をしている方)向けの参考書をご紹介します。

論文試験の過去問題集

初学者のうちは、短答試験の過去問をメインに勉強するべきですが、ある程度勉強が進んだら論文試験の過去問題集も揃えておきましょう。

弁理士試験 論文式試験 過去問題集(TAC)

弁理士試験 論文式試験 過去問題集」は、TACが出版する論文試験の過去問題集です。

 

市販されている論文試験の過去問題集は本書のみなので、こちらの問題集で、過去問の内容をしっかり頭に入れておきましょう。

>> 弁理士試験 論文式試験 過去問題集(Amazon)

弁理士試験 年度別論文過去問(LEC)

弁理士試験 年度別論文過去問は、LECから出版されている、論文試験の過去問を年度別に収録したもの。

特徴としては、論文試験問題の答案として、オーソドックスな「答案例」と「講師参考答案」が載っていて、とりあえず合格点を取れる答案とパーフェクトな答案のレベル感がわかる、という工夫されています。

 

こちらは、LECのオンラインショップから購入することができます。

>>「弁理士試験 年度別論文過去問」の商品ページ

口述試験対策テキスト

口述試験の対策テキストもあります。

こちらは論文試験が終わってからでも、遅くはないです。

口述アドヴァンステキスト(LEC)

口述アドヴァンステキストは、LECから出版されている、口述試験向けのテキストです。

「論文試験に受かって、口述までの最後のラストスパート!」という段階になったら購入しましょう。

 

LECのオンラインショップから購入することができます。

>> 「口述アドヴァンステキスト」の商品ページ

工業所有権法(産業財産権法)逐条解説(青本)

工業所有権法(産業財産権法)逐条解説」は、通称青本と呼ばれており、弁理士試験対策において非常に重要な書籍です。

条文の立法趣旨、旧法からの変遷などが書かれており、条文を深く理解するのに必須。

ただし、これを理解するにはかなりの前提知識が必要なので、手を出すのは1年くらい勉強してからの方が良いでしょう。

 

なお、特許庁のサイトでPDF版がダウンロード可能なので、外出先で参照したい場合はこちらが便利。

産業財産権法の解説(改正本)

産業財産権法の解説」は、産業財産権に関する法律の改正内容をまとめた本です。

知財関連の法律の改正がされるたびに出されるので、最低過去5年分くらいは揃えておきましょう。

法改正は弁理士試験で問われやすいポイントなので、要確認です。

なお、特許庁のサイトからも同様の内容を見ることができます。

審査基準

審査基準とは、「特許庁では出願をこういう基準で審査しますよ〜」という審査のガイドラインです。

特に、商標審査基準などは、本試でも問われるので、目を通しておく必要があります。

 

なお、審査基準は特許庁のサイトで公開されています。

法律関連の参考書(いわゆる基本書)

弁理士試験には、「基本書」と呼ばれる、偉い先生が書いた法律の解説書があります。

各法律の論点や学説、判例などが事細かく書かれており、基本書を読み込めば、法律への一段深い理解をすることができます。

 

ただ、弁理士試験合格には基本書を読むことは必ずしも必要ありませんし、内容も高度なので、初学者の人が手を出しても消化不良で終わる可能性が大です。

手を出すのは少なくとも1年くらい勉強してからにした方が良いでしょう。

 

以下、各法律ごとに基本書を紹介します。

標準特許法 第6版(高林 龍 著)

標準 特許法」は、特許法の判例や学説など、内容がコンパクトにまとまっており、使いやすいです。

基本書の中でも、本書はおすすめです。

特許実務をやる上でも、法的論点をさっと確認できるので重宝します。

>> 標準 特許法〔第7版〕(Amazon)

特許法 第3版(中山 信弘 著)

特許法」は、知財法の法学者として有名な中山 信弘先生が書いた、特許法の解説書です。

弁理士試験の基本書としても有名です。

ただ、ボリュームがかなりあるので、理想的に使うと良いでしょう。

>> 特許法 第4版(Amazon)

特許法概説(吉藤 幸朔 著)

特許法概説(吉藤 幸朔 著)」は、通称吉藤と呼ばれる、弁理士業界では超有名な基本書。

しかし、最後に改定されてから20年近く経っており、今の受験生が本書を買う必要はないでしょう。

新版 意匠法〈第3版〉(末吉 亙 著)

意匠法(末吉 亙 著)」は、意匠の基本書の中では出版年度が新しく、お勧めです。

商標法 第2版(茶園 成樹 著)

商標法(茶園 成樹 著)」は、出版年が新しく、最新の法律に対応しているため、おすすめ。

なお、著者の茶園先生は商標以外にも、特許法意匠法著作権法についても著作があります。

商標(網野 誠 著)

通称「網野」と呼ばれ、かつては商標の基本書として有名でした。

しかし、最後に改定されてから20年近く経っており、今の受験生が本書を買う必要はないでしょう。

著作権法(第2版)(中山 信弘 著)

著作権法」は、上で紹介した中山先生の著作です。

中山は特許の基本書で有名ですが、著作権法についても一定の評価があります。

特に、論文試験の選択科目で著作権法を選択する場合は、揃えておきたい一冊です。

>> 著作権法 第3版(Amazon)

逐条解説 不正競争防止法〔第2版〕


逐条解説 不正競争防止法」は、上で紹介した青本の不正競争防止法バージョンです。

不正競争防止法の基本書は種類が少なく、理解を深めるためには本書が最適です。

>> 逐条解説 不正競争防止法(Amazon)

パリ条約講話(後藤 晴男 著)

パリ条約講話―TRIPS協定の解説を含む」は、パリ条約の基本書として有名です。

 

弁理士試験参考書まとめ

というわけで、弁理士試験に必要な参考書を初学者と勉強経験者に分けてご紹介しました。

 

上でご紹介した参考書をまとめます。

 

 

 

 

 

基本書

参考書での独学だけでは合格は難しい

なお、弁理士の勉強にあたっては、多くの受験生は資格予備校を利用しています。

上で紹介した参考書は、あくまで予備校の講義と並行して補助的に使うものであるということを覚えておきましょう。

基本的に、参考書だけで独学して弁理士試験に合格することは困難です。

(詳しくはこちらの記事を参照。)

 

資格予備校では、受験指導の経験が豊富な講師が、弁理士試験の合格に必要な知識を効率良くインプットしてくれます。

また、最近では、オンラインでの講義視聴や問題演習などができるサービスを提供している予備校もあり、勉強の利便性を高めてくれます。

おすすめの弁理士講座としては、下記があります。

おすすめ弁理士予備校

 

弁理士予備校の選択にあたっては、

  • 受講料
  • 講師の質
  • 受講スタイル

などを総合的に考えて、自分に合った予備校を選択しましょう。

弁理士予備校の選び方のポイントについては、下記の記事で詳しく解説していますので、予備校選びの参考にしてみてください。

ランキングのイメージ
弁理士予備校おすすめランキング|講座選びのポイントを徹底解説!

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