理系で資格取得を目指している方もいるのではないでしょうか?
では、そんな理系資格の中でも、難易度や有用性の面から一番優れている資格は何でしょうか?
この記事では、理系資格として主なものをご紹介した上で、その中でも理系最強の資格である弁理士について紹介します。
Contents
理系資格にはどんなものがある?
理系の資格として知られているものには、主に下記があります。
- 弁理士
- 建築士
- 技術士
- アクチュアリー
- 情報処理技術者
- 危険物取扱者
弁理士
弁理士とは、知的財産権に関する出願手続き等を代理することができる資格です。
特に、特許出願に関する業務では、発明という技術的な内容を理解することが必要となるため、理系的な素養が必須になります。
実際に、弁理士の多くは理工系の学部の出身者です。
また、弁理士の独占業務となっており、資格取得によって特許事務所を独立開業することができます。
建築士
建築物の設計や工事の監理を行うことが認められる資格です。
特に1級建築士は難関資格であり、資格取得によって独立し自分の建築事務所を開くことができます。
技術士
技術士は、技術的な専門知識によって、技術上の問題を発見し、それを解決する
技術コンサルタントとして活躍
アクチュアリー
保険商品の設計などを行うことができる資格です。
確率論・統計学手法を用いて、将来起こり得る出来事を予測・評価します。
情報処理技術者
情報処理技術者は、情報系(ソフトウェアとかネットワークなど)の資格です。
基本情報技術者、応用情報技術者、ネットワークスペシャリストなど、レベルで区分けされています。
特に高レベルの情報処理技術者の資格があれば、情報系の知識があることの証明になるので、キャリアを広げるきっかけになったり、転職活動の場面で評価されたりする可能性があります。
危険物取扱者
危険物(ガソリンや有機溶剤など)の取り扱いに必要となる国家資格。
工場や研究所などの現場で需要があります。
弁理士が理系資格で最強である理由
上で紹介した理系資格の中で、理系の方の役に立つという意味で最強なのが弁理士です。
以下、理由を説明します。
弁理士は国家資格の中でもかなり難しい
弁理士が理系の資格の中で最強である理由の一つが、取るのに非常に難しい資格であるということ。
弁理士試験の最終合格率は、例年約7%と、国家資格の中でも最難関レベルです。
弁理士資格があることで独立開業できる
弁理士には、知的財産に関する出願の代理という独占業務があるため、資格を取ることで独立開業できます。
独立してうまくいけば、年収はゆうに1000万円を超えます。
ちなみに、アクチュアリーや情報処理技術者は独占業務はなく、資格によって独立はできません。
受験資格は特にない
弁理士試験の受験に、受験資格は特にないのも、魅力の一つ。
建築士は大学で所定の科目を修了していないと受験資格がありませんが、この点弁理士は間口が広い試験だと言えます。
なお、試験の一部免除はあります。
まとめ
というわけで、理系の資格をご紹介した上で、その中でも特に弁理士がおすすめだという話でした。
弁理士の資格や試験制度については、下記の記事で詳しく説明しているので、参考にしてください。
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【弁理士になるには?】始め方や試験内容について解説します
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